現講道館長、全日本柔道連盟会長の上村春樹氏による初の自伝的著書。
自称「運動オンチの肥満児」がモントリオール五輪優勝、3冠(五輪、世界選手権、全日本選手権)を達成するという選手としての成長ドラマは勿論、ビジネス界においても各種講演にひっぱりだこという著者ならではの「組織論」「リーダー論」「人間形成論」に多くの章が割かれています。
改革の進む現在の柔道界で起こっていることを読み解き、これからの柔道のありかたを考えるという上でも全ての柔道人にお勧めの一冊です。
出版社:
ユナイテッドブックス
出版年: 2010年
ページ数: 208P
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